The Discussion Group of X-Ray Analysis, The Japan Society for Analytical Chemistry

■7/25（木） １日目　結晶学入門・測定法・リートベルト解析入門

1. リートベルト解析のためのＸ線結晶学入門 (東北大) 杉山和正 10:00-11:30
結晶構造パラメータ、空間群、International Tablesの使い方、結晶構造因子の計算、消滅則、席占有率、温度因子、フーリエ合成
2. 粉末回折計の上手な使い方 (㈱リガク) 紺谷貴之 11:40-12:30
粉末Ｘ線回折装置（光学系，Ｘ線源，検出器）のしくみとメインテナンス
3. 良質な粉末回折データの測定法 (㈱リガク) 大渕敦司 13:30-14:20
試料調製法、測定条件、構造解析のための測定
4. 粉末回折データの読み方 (Malvern Panalytical)　上村祐一郎　 14:20-15:10
測定データの前処理、コンピュータによる同定、格子定数計算法、ICDD-PDFの使い方
5. リートベルト解析のための放射光測定 (JASRI) 　 大坂恵一 15:20-16:10
　放射光X線粉末回折の原理と特徴、装置の紹介、試料準備・測定における注意事項、利用事例
6. リートベルト解析入門・RIETANの現状 (AIST)　　　池田卓史 16:10-17:40
　　原理、モデル関数、信頼度因子、解析の進め方、定量分析
7. 質疑応答（自由参加） 17:50 –

■7/26（金）2日目　リートベルト解析の実際、MEM解析、PDF解析、材料解析

1. RIETANを使った解析の手引き (東工大)　 藤井孝太郎 9:00-9:50
　　　RIETAN-FP、入力ファイル( *.ins )の編集、解析の進め方とノウハウ
2. リートベルト解析の実際 (名工大) 漆原大典 9:50-10:40 　　リートベルト解析事例の紹介と注意点（データ測定，パラメーターの精密化方法など解析の
手順、結果の妥当性確認など）
3. MEM解析の基礎・ソフトウェアDysnomiaの紹介　 (科博)　門馬綱一 10:50-11:40
MEM解析、Dysnomia　
4. 放射光・中性子の利用，MEM解析の実例　　　　　(東工大) 八島正知 11:40-12:30
中性子粉末回折、放射光X線粉末回折、MEM解析、電子密度解析、不規則構造、
イオン伝導経路
5. PDFを用いた構造解析 (島根大学)　 尾原幸治 13:30-14:20　　　　　　
良質な回折データが得られないナノ粒子や層状化合物などの構造解析
6. 電池材料の結晶構造解析　　　　　 (東大)　西村 真一 14:20-15:10 　　電極材料の構造解析、未知構造解析、リチウム位置の決定
7. 様々なRietveld解析ソフトウエアの紹介 (東工大)　 藤井孝太郎 15:20-16:10
　　　RIETAN以外のリートベルト解析ソフトの紹介 8. 質疑応答（自由参加） 16:20 –

講習会参加希望者は講習会申込み専用の以下のサイトからWeb申込システムをご利用の上、
お申し込みください。日本結晶学会Webサイト、講習会Webサイトにもリンクがございます。

https://iap-jp.org/crsj/conf/member/login

3月28日　セミナー

10:30－10:35
開会挨拶 佐藤 成男（茨城大学）
座長：佐藤 成男（茨城大学）
【チュートリアル】
10:35－11:55
11:55－13:30
特別講演「転位による金属材料の強化 －強化機構の加算則は成り立つのか？－」
高木 節雄（九州大学）
昼食
座長：山中 謙太（東北大学金属材料研究所）
13:30－14:30 「X 線・中性子回折による転位密度解析（ラインプロファイル解析）入門」
熊谷 正芳（東京都市大学）
【成果講演】
14:30－15:20 「正方晶性を有する炭素鋼マルテンサイトの転位密度解析」
増村 拓朗（九州大学）
15:20－15:40
休憩
座長：熊谷 正芳（東京都市大学）
15:40－16:10 「中性子回折による銅および銅合金の変形挙動評価」
伊東 正登（三菱マテリアル）
16:10－16:40 「中性子回折を用いた準安定ハイエントロピー合金の強化機構・塑性変形解析」
森 真奈美（仙台高等専門学校）
16:40－16:50 「中性子利用のススメ−進化するiMATERIA−」
峯村 哲郎（CROSS）
16:50－17:00　閉会挨拶 杉山 和正（東北大学金属材料研究所）
17:30－19:30　意見交換会

3月29日　ナノテラス見学

9:30　集合
9:30－10:00　移動（マイクロバス）
10:00－11:00　施設説明&見学
11:00－11:30　移動（マイクロバス）
11:30　解散（仙台駅または金研）

登録締切日までに、以下のフォームに必要事項をご記入の上、送信下さい。
・セミナー参加申し込み：https://forms.gle/1HR6C42JHvjLhCiK8
・ナノテラス見学申し込み：https://forms.gle/536WRaWSG93itbCu5
登録締切日：2024年3月25日（月）

10:00－11:30 ポスター発表
13:00 開会
13:05－13:10 学長挨拶 兵庫県立大学 学長 高坂 誠
13:10－13:25 「高度研2023年度のあゆみ」 兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所 所長 鈴木 哲
13:25－13:50 新人講演 「軟X線顕微分光の今 ～産学連携研究の発展に向けて～」
兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所 教授 大河内 拓雄
13:50－14:10 「単一サイクル自由電子レーザー基本原理の実証」
理化学研究所 放射光科学研究センター グループディレクター 田中 隆次
14:10－14:30 「放射光を用いた３次元構造の成型技術の開発と応用」
株式会社安永 技術本部R&D部 上級研究員 久津輪 武史
14:30－14:50 「EUVリソグラフィー用レジスト開発の現状と展望」
富士フイルム株式会社 エレクトロニクスマテリアルズ研究所 研究マネージャー 椿 英明
14:50－15:10 「コベルコ科研における二次電池の放射光X線分析技術」
株式会社コベルコ科研 技術本部EV・電池ソリューションセンター 森 拓弥
15:30－15:35 副学長挨拶 兵庫県立大学 副学長 畑 豊
15:35－16:30 特別記念講演1
「放射光X線微細加工とマイクロシステムへの展開」
兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所 教授 内海 裕一
16:30－17:25 特別記念講演２
「EUVリソグラフィ技術の黎明期、現在と今後の展開、
並びに日本半導体再興に向けて」
兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所 教授 渡邊 健夫
17:25－17:40 学生ポスター賞 表彰

参加無料、申込みはメール、FAXで　2024年2月29日まで

https://www.lasti.u-hyogo.ac.jp/NS/news/pdf/20231220_123343.pdf

13:30 – 14:20

Em. Prof. Piet Van Espen, University of Antwerp, Belgium

“Scanning macro x-ray fluorescence (MA-XRF) for cultural heritage studies: data acquisition, analysis and storage challenges”

In MAXRF a mm-sized beam is scanned over a surface and fluorescent x-rays from the elements in the sample are recorded at equidistant intervals resulting in a pixel map with in each pixel an x-ray spectrum. The last decennium we have seen a spectacular growth in the use of MAXRF especially for the investigation of works of art, e.g. paintings on canvas. The method produces several gigabytes of x-ray data, i.e. millions of spectra that need to be: a) acquired reliable in the shortest possible time, b)evaluated as accurate as possible and c) archived as secure as possible. These challenges, requiring the re-thinking of data acquisition, analysis and storage in x-ray fluorescence, will be discussed and possible solution will be given. The method will be illustrated with recent results obtained in our lab.

14:30 – 15:00

町田昌彦博士 日本原子力研究開発機構システム計算科学センター センター長

「線源逆推定と蛍光 X 線スペクトル迅速分析に向けた機械学習の研究開発」

15:10 – 15:40

松山嗣史博士 大阪公立大学大学院工学研究科特任助教

「ベイズ推定を用いた蛍光 X 線スペクトル予測と迅速蛍光 X 線イメージング」

2022年8月2日（火）～4日（木）　※ハイブリッド開催

2020年9月9日（水）～11日（金）　「オンライン開催」で開催